腰や足の痛み、しびれでお悩みの方の中には「椎間板ヘルニア」と診断された方も多いのではないでしょうか。
「手術が必要かもしれない」と言われて不安になったり、「手術は避けたい」と思っている方も少なくありません。
実は、椎間板ヘルニアは手術しないで治す方法がたくさんあります。
マキシ整体院院長の秋岡は整体師として多くの椎間板ヘルニアの患者さんと向き合ってきた経験がありますので、整体師視点から効果的な治療法をわかりやすくお伝えします。
金沢区・金沢文庫駅周辺で椎間板ヘルニアでお悩みの方は、ぜひこのブログを最後までお読みください。
椎間板ヘルニアってどんな病気？
椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にある「椎間板」というクッションの役割をする組織が、外に飛び出してしまった状態のことです。
飛び出した椎間板が神経を圧迫することで、腰痛や足のしびれ、痛みなどの症状が現れます。
「ヘルニア」という言葉を聞くと重い病気のように感じるかもしれませんが、実は多くの場合、適切な治療により症状を改善することができます。
手術が必要になるケースは全体の約10％程度と言われており、90％の方は保存的治療（手術以外の治療）で改善が期待できるのです。
椎間板ヘルニアを手術しないで治す方法
1. 安静とライフスタイルの見直し
椎間板ヘルニアの治療において、まず大切なのは患部に負担をかけないことです。
急性期（痛みが強い時期）には、無理をせず安静にすることが重要です。
ただし、完全に動かないのではなく、痛みの範囲内で軽い活動を続けることが推奨されています。
長期間の安静は筋力低下を招き、かえって回復を遅らせる可能性があります。
日常生活では以下の点に注意しましょう。
- 重いものを持つときは膝を曲げて持ち上げる
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 適度な運動習慣を身につける
- 体重管理を心がける
2. 物理療法（理学療法）
物理療法は椎間板ヘルニアの症状改善に効果的です。温熱療法、電気治療などがあります。
温熱療法では、患部を温めることで血流を改善し、筋肉の緊張をほぐします。慢性期には効果的ですが、急性期の炎症がある時期は冷却が適している場合もあります。
3. 運動療法・ストレッチ
適切な運動療法は椎間板ヘルニアの症状改善と再発防止に大変有効です。
体幹筋強化：腹筋や背筋を鍛えることで、腰椎を支える力を向上させます。特に深層筋（インナーマッスル）を鍛えることが重要です。
ストレッチ：硬くなった筋肉をほぐし、関節の可動域を改善します。特に股関節周りの筋肉の柔軟性を高めることで、腰部への負担を軽減できます。
ウォーキング：低負荷で全身の血流を改善し、筋力維持に役立ちます。痛みが強い時期を過ぎたら、無理のない範囲で歩くことから始めましょう。
4. 薬物療法
手術しないで治す方法として、薬物療法も選択肢の一つです。
消炎鎮痛剤：炎症を抑え、痛みを和らげます。内服薬や外用薬（湿布など）があります。
筋弛緩剤：筋肉の緊張を和らげる薬です。
神経ブロック注射：局所麻酔薬を注射することで、痛みを和らげる治療法です。
ただし、薬物療法は症状を一時的に抑えるものであり、根本的な改善には運動療法や生活習慣の改善が重要です。
5. 代替療法・補完療法
鍼灸治療：東洋医学の観点から、気の流れを整えて症状を改善します。多くの患者さんが効果を感じています。
マッサージ：筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。ただし、急性期には避けた方が良い場合もあります。
カイロプラクティック・整体：骨格のバランスを整え、神経の圧迫を軽減します。
治療期間と回復の目安
椎間板ヘルニアの回復期間は個人差が大きく、軽症の場合は数週間から数ヶ月、重症の場合は半年から1年以上かかることもあります。
多くの場合、以下のような経過をたどります。
- 急性期（1-2週間）：強い痛みがある時期
- 回復期（1-3ヶ月）：痛みが徐々に軽減する時期
- 慢性期（3ヶ月以降）：症状が安定し、機能回復を図る時期
重要なのは、症状が改善したからといって治療を中断せず、再発防止のために継続的なケアを行うことです。
手術が必要になるケース
手術しないで治す方法を試しても、以下のような場合は手術が検討されます。
- 排尿・排便障害がある場合（緊急手術が必要）
- 足の筋力低下が進行している場合
- 3-6ヶ月間の保存的治療で改善が見られない場合
- 日常生活に著しい支障がある場合
椎間板ヘルニアの予防法
椎間板ヘルニアの再発を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。
正しい姿勢の維持：デスクワークの際は、椅子の高さを調整し、背筋を伸ばして座る習慣をつけましょう。
適度な運動：定期的な運動で筋力を維持し、体重管理を心がけます。
ストレス管理：ストレスは筋肉の緊張を招き、症状悪化の原因となります。
睡眠の質の向上：良質な睡眠は体の回復に欠かせません。
まとめ：椎間板ヘルニアには整体がおすすめ
椎間板ヘルニアは手術しないで治す方法が数多くあり、適切な治療により症状の改善が期待できます。大切なのは、早期に適切な治療を始めることと、継続的なケアを行うことです。
整体師として多くの椎間板ヘルニアの患者さんを見てきた経験から、椎間板ヘルニアの改善には整体がとても有効だと感じています。
整体では、骨格のバランスを整えることで神経の圧迫を軽減し、筋肉の緊張をほぐすことで症状の改善を図ります。
また、整体は薬に頼らない自然な治療法であり、副作用の心配もありません。
患者さん一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの治療が可能で、根本的な改善を目指すことができます。
手術を検討する前に、まずは保存的治療を試してみることをおすすめします。
特に整体治療は、椎間板ヘルニアの症状改善に大変効果的な治療法です。
どの整体を選べば良いかお悩みなら、ぜひマキシ整体院にご相談ください。当院は必ずあなたのお役に立てると思います。
諦めずに、自分に合った治療法を見つけて、健康な生活を取り戻しましょう。
