病院で頸椎ヘルニアと診断され、手術を受けることになっている方が来院しました。
※当院の見立ては頸椎ヘルニアでなく胸郭出口症候群です。
目次
症状・状態
日々の生活の中で首から前腕指先まで痺れ痛みがあり、夜も眠れないくらい辛く、病院でレントゲン、MR検査により頸椎3番の頸椎ヘルニアと診断を受け、1か月後にそのオペの予約が入っているとのことでした。
当院の所見・施術
看護師の奥さんの紹介で（本人も重度の肩こりの改善を体験）来られ、病院からも頸椎ヘルニアと診断を受けていたので、触診でも確認できました。
腕も様々な角度に動かすと特定の角度ではかなりの痛みも伴いました。
最初に頸椎をダイレクトに触れるのはリスクがあるので、先ずは腕から指先の痺れの原因は頸椎の場合もありますが、鎖骨の下を通る腕神経叢の圧迫が考えられる胸郭出口症候群も疑い、神経の圧迫が解放される施術を行いました。
すると半分以上の症状が改善したので、巻き肩改善や身体全体のバランスを整えました。
手術までの一か月の間5回の施術で、毎回改善するのを確認でき、頸椎ヘルニアよりも胸郭出口のほうに原因があるのでは考え手術は一旦キャンセルになりました。
その後は月1回から2回の施術で2か月後には全く症状が出なくなりました。
最後に
仕事柄パソコン業務が多く、姿勢が悪くなりがちなので首、肩に負担が少しでもかからないようにアドバイスし、今では月１回のメンテナンスで快適な生活を送られています。
あわせて読みたい
胸郭出口症候群
【こんなお悩みありませんか？】 腕を上げると肩や腕に痛みシビレが出る 腕の感覚が鈍く、動かしにくい 腕だけでなく指先にもシビレが出るようにあった 指に力が入りに...
