椎間板にある髄核が飛び出している

2018/03/26

最近、ホームページを見て来られる方が増えてきましたが、最後の砦を頼って来られた患者さんの今日２回目の施術をしました。

患者さんは整形外科に半年近く通い、ＭＲＩ検査により腰椎４、５番から椎間板の髄核が飛び出て、これが原因で腰痛が起こっていると診断されたようです。

おそらく髄核ヘルニアだと思われますが、半年間で多くのブロック注射、大量の痛み止めの薬を飲まれていました。当初は痛みが和らいだことも

あったそうですが、段々効かなくなり来院される直前には、麻酔をしてからのブロック注射、気持ち悪くならない薬と１日８錠の痛み止めの薬を

飲まれていました

それでも立ったり座ったりした時は全然痛みが引かず、特にふくらはぎに痛みを訴え、じっとしていられない状態でした。

じっと出来ない患者は初めてだったので、治療出来るか不安でしたが、ベットに寝ると痛みがなくじっとできたので、体重の負荷がなければ、大丈夫

なことが確認できたので、腰椎に負荷が掛けないように治療しました。

出来る限り身体に負担を掛けないで、バランスを整える根本的な治療と少しでも痛みを和らげる治療を行いました。完全に痛みはなくなりませんでしたが、

１０ある痛みが４～５くらい軽減され、あとずっと薬の影響なのか胸がムカツキがなくなったとおっしゃっていました。

２回目の今日は少しでも痛みは残るも、前回よりかなり元気な声だったので、少し安心しました。全然物が食べられなかったのが、食べれるようになったのと

痛み止めの薬を１錠に減らせたとのことでした。

２回目の治療後は痛みなく歩き、立つことが出来るようになり、これが維持出来るよう今後の治療を進めていきたい方針を伝えました。

もちろん油断は出来ませんが、人が持っている治癒力の凄さを感じました。我々は少しでもその治癒力を引き出せるよう頑張っていきたいと思います。